ことわざと故事成語は、昔の人の知恵や経験が短い言葉に込められたものです。中学受験では意味を問う問題が頻出で、知っているかどうかで差がつきます。この記事では、頻出のことわざを意味つきで整理し、覚え方のコツを紹介します。
ことわざは、生活の中から生まれた教訓やたとえです(例:「石の上にも三年」)。故事成語は、中国の古い話(故事)からできた言葉です(例:「矛盾」「漁夫の利」)。どちらも「短い言葉で深い意味を表す」点が共通しており、由来を知ると覚えやすくなります。
| ことわざ | 意味 |
|---|---|
| 石の上にも三年 | 辛抱して続ければ、いつか報われる |
| 百聞は一見にしかず | 何度も聞くより、一度自分で見る方がよい |
| 二兎を追う者は一兎をも得ず | 欲ばると、結局どちらも失う |
| 急がば回れ | 急ぐときほど、安全で確実な道を選べ |
| 能ある鷹は爪を隠す | 実力のある者ほど、それをひけらかさない |
| 転ばぬ先の杖 | 失敗しないよう、前もって用心する |
| 情けは人の為ならず | 人に親切にすれば、めぐりめぐって自分のためになる |
| 立つ鳥あとを濁さず | 立ち去る者は、あとを見苦しくないよう始末すべき |
| 故事成語 | 意味(由来) |
|---|---|
| 矛盾 | つじつまが合わないこと(どんな盾も貫く矛と、どんな矛も防ぐ盾の話) |
| 漁夫の利 | 両者が争う間に、第三者が利益を横取りすること |
| 五十歩百歩 | 少しの差はあっても、本質的には同じこと |
| 推敲 | 文章を何度も練り直すこと(「推す」か「敲く」かで悩んだ話) |
| 四面楚歌 | まわりがすべて敵で、孤立すること |
| 蛇足 | なくてもよい、余計な付け足し |
ことわざは、意味が近いもの同士をグループにすると効率よく覚えられます。
ことわざは、場面を思い浮かべながら声に出すと定着します。さらに、上で紹介したように「似た意味」「反対の意味」でまとめると、一つ覚えると関連して思い出せるようになります。最後は、クイズ形式でくり返し確認するのが近道です。