同じ読みなのに、意味によって漢字が変わる——これが中学受験の漢字でいちばん差がつくところです。丸暗記ではなく、「意味のちがい」をおさえれば、初めて見る文でも正しい漢字を選べるようになります。
| 読み | 漢字と意味 |
|---|---|
| タイショウ | 対象(目あて・相手)/対称(つり合い)/対照(照らし合わせ・対比) |
| ホショウ | 保証(確かだと請け合う)/保障(守る)/補償(損害を埋め合わせる) |
| ツイキュウ | 追求(利益を求める)/追及(責任を問いつめる)/追究(真理をきわめる) |
| カンショウ | 観賞(自然を見て楽しむ)/鑑賞(芸術を味わう)/干渉(立ち入って口を出す)/感傷(もの悲しい気分) |
| イガイ | 意外(思いがけない)/以外(それをのぞくほか) |
| カイホウ | 解放(自由にする)/開放(あけ放つ) |
| 読み | 漢字と意味 |
|---|---|
| おさめる | 納める(お金・物を渡す)/収める(よい結果を得る)/治める(統治する)/修める(身につける) |
| あつい | 暑い(気温)/熱い(物の温度)/厚い(厚みがある) |
| はかる | 計る(時間・数)/測る(長さ・面積)/量る(重さ・かさ)/図る(くわだてる) |
| つとめる | 勤める(職場で働く)/務める(役目を引き受ける)/努める(努力する) |
| さす | 差す(傘を差す)/指す(方向を指す)/刺す(突き入れる)/挿す(花を挿す) |
たとえば「おさめる」なら、〈お金 → 納める〉〈成功 → 収める〉のように、前後の言葉と漢字の意味を結びつけて考えます。漢字の意味を知っていれば、暗記しなくても選べます。
「タイショウ」を覚えるときは、対象・対称・対照を三つまとめて、それぞれの例文ごと覚えると混同しません。
「保証人になる/安全を保障する/損害を補償する」のように、例文で覚えると、実際の問題でも迷いません。
あわせて読みたい:中学受験 国語 漢字の勉強法